無職時代の食事は無機質に見えた。

無職時代の食事は無機質に見えた。

おいしい食事を心の底からおいしいと認識できない。

明日はどうしよう。自分はまだ職業にすらありつけていない。

ふりきって、疲れた体でめくる参考書のページ。

かすれた音がするシャーペンでガリガリと問題を解く。

時間はたっぷりとあるように錯覚するけれども、生きた心地がしない。

iphoneを取り出して癒し系音楽でいくらか精神を落ち着かせるも、結局、合格しないと安息がない。

日雇いの仕事でなんとか公務員試験の交通費を稼いでいるけれども、先に合格して仕事している人は、ニコニコしながらボーナス受け取るんだろうなあ。いいなあ。

サラリーマンもどんどん自分のスキルを高めて、給料が高くなるように転職できるってのは幸せなんだろうなあ。

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ちくしょう。

俺は、俺は一体何のために…

ああ、いけない、いけない。

精神的にネガティブになるとロクなことがない。

この公務員試験はいつになったら終わるんだとか考えても疲れるだけだ。

終わらせるんだ。俺の手で。

ケジメつけるんだ。

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郵送配達のバイクの音がした。

来た。

見た。

受かった。

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採用されてから月日が経った今、私は関東某所のホテルに来ていた。

目の前に持ってきたバイキング形式の料理は、無機質ではなく、おいしく感じるだろうか。




どうも、≡・ェ・≡レオです。

どちら様ですか?と言われている気がするので
お忙しいでしょうから3行くらいで自己紹介します。

公務員と自営業の両親から生まれた関東育ちの官民ハーフのオレが


浪人、留年、第二新卒、無職の魔境をくぐり抜けて、


公務員試験で人生逆転採用されたぜ(゚∀゚)


(3行表示になってなかったらスミマセン)

試験や就職で失敗を繰り返しましたが、
ついに公務員試験で採用されました。

風穴だらけの履歴書を持つ私が、
いったいどのようにして公務員試験を突破したか、
下記の記事で公開しています。